留学してた時、カンチャナブリの、荒野というか林みたいな、カンカン照りの山道を、バイクタクシーで移動したことがある。ひたすら日が照ってる中で、道が一本だけあって、そこをバイクで通る。ある地点で、道の脇に、木がしげっていた。暗い日陰になってる。その木の下をバイクで通るとき、エアコンが効きすぎているくらいの涼しさを
感じた。木が、強い日差しの中で光合成して蒸散して、気化熱が奪われていたのだ。今の日本の暑さは、森だとか溜池だとか、自然を崩して、過剰供給となっている新築を次々建てているのも原因ではないか?木がしげっていたら涼かっただろう。