手放し運転してる少年(ほぼ限定できる)の何割かは寝ぼけたような目
をしている。なぜそのように見えるかを考えた。
彼らは、「見られる」ことを目的としている。
「見られる」ということを確認しなければならない。
しかし、彼らにとって、手放し運転はなんてことない簡単なことで
あるかのように思われる必要がある。
そこで、彼らは、「見られる」ということを意識していないように
振る舞わなければならない。
なので、「見られる」ということを『見て』いながら、『見ていない』ふりをしなければならない。
そのギャップにより、視線や目つきに不自然さが生まれ、彼らの目つきが寝ぼけているかのように見えるのだろう。