これを書こうと思ったのだ。
今AIのせいで、いくつかの職業の人々は圧迫されている。
これは、AIが直接、人間に攻撃しているのではなく、
規約という、人間が生活する上で、もっとも重要とも言われる
「ルール」というものに、善人たちは縛られて、悪人たちは無視して暴れ回るという、
この状況によって、善人が圧迫されているのだ。
考えたのは、現在、存在しているインターネットから切り離された、
独自のネットワークを作るなり、城壁の中で独自に自治区のような物を作って、
ルールを守って生きる人々の生活を守るという、そんな妄想をしたのだ。
でも、どうせ、いつか、その城壁の外の、AIを使い続けた人々によって
武力で攻め込まれるだろうと、そう予想されるので、
当然、自衛のための武力は必要なのであって、やはり独自にでも
コンピュータを作らなければならないのだろうと。
アーミッシュのように、現代技術を捨てて生きるのもいいのだが、
食糧難などになれば、いずれ、現代技術を使う人々に奪い尽くされるだろう。
最終的には、そんな物も捨てて、岩陰に隠れるような生き方が、
一見、苦しそうに見えて、実は、これのみが、平穏への道かとも思った。
だからホームレスは、いくらか優れた思想を持っているのかもしれない。
そんな風にも考えたが、学校の近くで見かけるホームレスが、
先日は、カップ酒らしき物を片手に、町や道路の車に向かって、何か独りごと言ってたのを見て、
とくべつ高尚な思想でホームレスになったのではないのだなと思い直した。