(旧PCにて)
(バイクひき逃げ事件の話シリーズつづき)
指を骨折して、何もできない日々が続いて、
治療費はなぜか、被害者の僕が、倍(?)になった額を払って、
しかも、ネットで道路交通法を調べたら、現実には、うるさいバイクを通報しても
ほとんど無駄なのが分かった。
当然、僕は怒る。というか、犯人を憎む。
善悪の判断のできない人間が、人を憎んだら、殺意になるのだ。
「法律でさばけないなら、ひき逃げした犯人を殺してやる」
当時そう考えるようになった。(今はちがうぞ!)
当時ぼくは、唯物論に近い考えを持っていたので、
僕の理論では、人工知能を作って、人間の人格と違いが分からないことが証明されれば、
(チャイニーズルームとか、チューリングテストとかに影響を受けて)
ただの無生物である機械で作った人工知能と、
人間の人格が同等であると考えられることによって、
「人権」という観念を破壊し、犯罪者を自由に殺していい世界にしよう。
そう考えた僕は、当時は高卒だったので、バイクにひき逃げされて骨折したことによって、
大学を目指すことにした。